当ホームページを開設するにあたって of save-our-kotsubo

一人でも多くの方に広く何が起きているのかを知っていただきたい。
少し長くなりますがこのホームページを開設するまでの経緯をご説明します。


「オリンピックに向けた、リビエラ逗子マリーナでのホテル建設と周辺開発構想」の計画を私たちが初めて知ったのは、
2015年7月30日の神奈川新聞の記事でした。

その記事には、
「130mの高層ホテルと併設する施設で1100人の収容」
「来秋の着工、3年越しの建築工事」
「防波堤の拡張」
「国道134号とマリーナを直結するバイパストンネル」
このような刺激的な言葉が並び、「構想」と記してはあるものの、無意識に「脅威」を感じさせるものでした。

この新聞記事はFACEBOOKやTwitterなどのSNSを通じてまたたく間に拡散していき、いろいろな立場の人々の意見・憶測・不安と情報の交錯するなか数日が過ぎました。ちょうど逗子マリーナで「逗子フェス」が行われ、この狭い町にたくさんの若い人達が訪れ楽しんでいた事を記憶しています。
「開発」が始まればおそらくもうこのフェスも開催されないかもしれません。

そんななか「リビエラ配布資料」とある文書が出回り出しました。[マリーナ開発構想と影響について]
たとえそれが構想であるとしても、具体的なその内容は言葉も出ない程のものでした。

時期を同じくして8月10日には、小坪地区住民である「小坪の環境を守りたい有志の会」方々が「Change.org」にキャンペーンを開始されて、賛同していただいた方々のデジタル署名は開始後数日で5000人を超え、8月30日現在18000人以上の賛同のご署名をいただきました。

そこでは「逗子市まちづくり条例の例外措置を必要とするような高層ビル建設の是非」だけではなく、「眺望や景観の保護」
「自然環境の保護」
「住環境の保護」
について、またオリンピックのためにあらたな防波堤を作り連鎖している海の環境を破壊する事や、
それに伴う周辺海域の浚渫(水深を深くするために海底を掘ること)やテトラポットの投入で失われるであろう、
「海洋資源の保護」
「様々なマリンスポーツが楽しめる海洋環境の保護」
について、いろいろな立場からのご賛同とご意見をいただいています。

この「ホテル建設と周辺開発構想」がどういういきさつでどのように進められているのか、
私たちなりにいろいろな調査も行いました。

いろいろな事が分かってくるにつれ、そのいたるところで感じるのが、
「住民の意思が不在のまま進められている」
と言う事でした。
報告も協議もなく事は「決定事項」として知らない間にどんどん進んでいる・・・というのが実感でした。

神奈川新聞に記事が出た7月30日直後に、
逗子市ホームページの逗子市長ブログに以下の記述を見つけました。(以下ブログ記事より抜粋)

6月9日(火) (オリンピックセーリング競技会場が江の島に決定した翌日)
昨晩未明に、東京オリンピック・パラリンピックのセーリング競技会場が江の島に決定したというニュースが流れました。~~逗子市としても、逗子マリーナや小坪漁業協同組合とも連携して、5年後に向けて協力していきたいと思います。

6月26日(金)
午後は逗子マリーナに行き、東京オリンピック・パラリンピックのセーリング競技開催に向けたマリーナと小坪漁港の整備について説明を受けました。あと5年しかない中、様々な課題が山積していますが、逗子としても活性化の大きなチャンスととらえて取り組んでいきたいと思います。

7月2日(木)
朝一番で、県のオリンピック・パラリンピック担当局長がご挨拶に来られました。セーリング競技の江の島開催が決まり、これから様々な課題を解決しなければなりません。逗子マリーナと小坪漁港の関わりも含めて、逗子市としても協力したいと申し上げました。

これはいったいどういうことでしょうか。
「あぁ、そうなんだ。決まったんだ。」と、私たちは考え判断することなしに最初から納得させられそうです。


マスコミで注目していただいた方もいました。テレビの取材にも来ていただきました。
「8月30日に放送予定」との事でした。しかし8月25日に「放送見合わせ」とのご連絡をいただきました。

うかがった理由はしごくもっともでした。残念ですが仕方がありません。
放送は広くこの件をいろいろな方に知ってもらい考えてもらうチャンスだったのですが・・・。

しかし見合わせになった事で放送されるに等しい効果があったものと考えています。
思うところを書き添えてくれる「放送見合わせ」のシェアがツィートが、
「テレビ放送される」以上の勢いで広がっていきました。


このような経緯を経てこのたび私たちは当ホームページを立上げるにいたりました。、
一人でも多くの方に広く、「ここで今何が起きているのか」を知っていただきたいと考えます。

そして私たちたちが守りたいものに共感していただける方はいらっしゃいませんか。
このホームページで、賛同いただける方の直筆の署名を募集させていただきたいと考えます。
私たちの声を関係各所に直接届けたいと考えています。

ぜひご協力のほどお願いいたします。


【逗子市小坪とは】

今「オリンピックに向けた「リビエラ逗子マリーナでのホテル建設と周辺開発」の持ち上がっている、
「リビエラ逗子マリーナ」は神奈川県逗子市小坪にあります。

ここ小坪地区は逗子市の中でも実に絶妙な場所に位置します。
それは逗子市にとどまらず神奈川県・首都圏の中でもと言ってもいいかもしれません。
ここ小坪地区は「逗子」と「鎌倉」の境目に位置していて、
トンネルや切通しはあるものの「海の町」なのに「山に囲まれた町」であり、
どちらの駅へも歩くと30分以上かかります。

ここは高架道路で通り過ぎる134号線が逗子と鎌倉を結んでいるため地区を通り抜ける車も少なく、
ここへ来るためにはわざわざ134号をはずれて地元の狭い道を辿るしかありません。
そのため来ていただいた方々に帰り道を聞かれることもしばしばです。

この地区はまるで大林宣彦監督の映画作品舞台の尾道を彷彿とさせる、
「山肌から海に続く古くからの住宅」と「小さな漁港」です。
いたる所に井戸や神社のあるこの町が、近代的でちょっとオシャレな「(いまの)逗子マリーナ」と、
絶妙なバランスで共存しています。

埋め立てて逗子マリーナができる前はそこには「鷺ノ浦」という、
鎌倉材木座まで続く自然の磯があったそうです。


本HP各所にある小坪の写真をぜひご覧ください。
そしてここへ遊びに来ていただける事を願います。
不便な思いをしてわざわざ足を運んで下さい。
来ていただいて海山各所の自然に触れ親しんで下さい。

最新のアトラクションや、どこかで見たようなイベントなど何ひとつありません。

風の音を聞きながら沖に割れる美しい波を見て、
狭い路地を息を切らして上がった見晴らしに感嘆して、
そのあとちょっとアンバランスなおしゃれなところにも顔を出して、
このアンバランスの妙をお連れの方と笑って下さい。
それが今の小坪の素晴らしさです。

ある高名なキャスターの方からはFM放送で、
「小坪は『ガラパゴス』である」
とのお褒めの言葉をいただいています。大変ありがたい事です。

この自然と環境を守るための活動を今後[トピックス]に随時追加して行きます。

当-ムページに時々お越しいただき、ぜひご覧ください。